photo by Hey Christine
どんな職場にも必ず一人はいる、仕事ができない人。
社歴や業界経験はそれなりに豊富でも、仕事の具合は今ひとつだったり。
もちろん、人間はもともと不完全な存在で、完璧な人間も完璧な組織もおそらくはない…のでしょうが、それでも仕事ができない人にはそれなりの特徴だったり、共通点があるものです。
そんなわけで、今回のテーマは「仕事ができない人の特徴・共通点」について。
ブログなどでよく話題になるおなじみのこのテーマについて、色々と考察してみたいと思います。
仕事ができない人の特徴・共通点
今回注目した、仕事ができない人の特徴・共通点は以下の7項目。
- 午前中の使い方が下手
- 社内の自席で取引先に電話をかけたがらない
- ぎりぎりになるまでやらない、ややこしいことは後回し
- 言われるまでやらない人
- 「このくらいでいいや」という体質
- コソコソ主義
- なぜか社内を軽視
それぞれ細かく考察してみたいと思います。
午前中の使い方が下手
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真っ先に挙げたいのがこれです。
仕事ができない人に限って、出社〜お昼までの午前中の時間にあんまり仕事をしていないことが多い。
午前中は何をするわけでもなく、溜まったメールやタスクをただ眺めて過ごす人。ニュースのチェックを念入りに行って、ちょっと興味のある記事があればネットサーフィン。午前中はまだエンジンがかかっておらず、仕事に取り組む集中力は涌いていない。
そうこうしているうちに、あっという間にお昼に。
昼食後はしばらくぼんやりとして、2時くらいからやっと業務がスタート。
午前中仕事が進まなかった分、午後の時間は何かと業務が押せ押せになって、気づけばもう夕方。何も進まないまま、ひとまず最低限やらなければならない仕事を片付けて終わりにする。そして、次の日もこれの繰り返し。
こういう人って、意外と回りにいませんか?
午前中の時間は比較的業務電話もかかってこないですし、有効に使えば午後の時間も仕事が捗るはず。
このように、仕事ができない人には「午前中の時間の使い方が下手」な人が多いです。
また、一週間の単位で見ても、仕事ができない人に限って、月曜日と金曜日はあまり仕事をしない人が多い。
月曜日は大抵、社内でぼんやりと事務仕事(頭はまだ休日)。
火水木でやっとエンジンがかかってくるけど、金曜日は週末でふわふわして仕事が進まない(気分はもう休日)。
結局あまり仕事が進まないまま、一週間が過ぎてしまう。
「午前中の時間をうまく使えない人」「やるべき時間に集中して取り組めない人」はなかなか仕事が捗らないものです。
社内の自席で取引先に電話をかけたがらない
photo by gfpeck
これも仕事ができない人に多い特徴。
なぜか社内の自席で取引先に電話をかけたがらない。電話をかけるときはわざわざ離席したりする人、職場にいませんか?
おそらく、周囲に自分の会話を聞かれるのが恥ずかしいのでしょうが、問題は「なぜ恥ずかしいのか」ということ。
「何かしらうしろめたいところがあるから」電話をかけづらく、周囲に自分の会話を聞かれたくないのかもしれません。
「うしろめたい」とは想像するに、取引先と「うまくいっていない」とか、取引先への連絡が遅れていて「電話しづらい」とか、何か質問を受けても「答える自信がない」など。
もし社内の自席で電話をかけていれば、もし電話のやり取りでつまずいても周囲が手を差し伸べてくれますし、とっさの切り返しに詰まったとしても、いったん保留にして周囲に確認したりすることもできます。電話の対応がまずければ、周囲が注意してくれるでしょう。
ですが、隠れて電話しているようだと、どんな会話をしているのか全く見えない。これは部署にとっても本人にとっても良いことではありません。
また、こういう人に限って何でもかんでもメールで済ませようとしがちですが、電話をすれば数分で解決することを、わざわざ長文メールを作成して解決しようとする人は仕事がなかなか進みません。
一通のメールにものすごく時間をかけて考え込んでいたり。ちょっとした確認をするのに丸一日返信を待たなければいけなかったり。
これが営業の仕事だと、一つの案件のクロージングがすごく遅くなってしまいます。
周囲に対して自分の仕事が見えるように堂々と仕事をすること。仕事ができない人にはこれができていない人が多いです。
ぎりぎりになるまでやらない、ややこしいことは後回し
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細かなミスを繰り返す人や、クレームが多い人の共通点がこれ。
性格的な部分もあるかもしれませんが、どんな仕事も期限ぎりぎりにならないと手を付けられない。
いざ期限ぎりぎりになって着手してみると、事前に用意しておくべき書類が足りなかったり、確認すべきことがあるけれど今さら取引先に電話するわけにもいかなくなって途方に暮れてしまったり。
また、他の仕事が急に降ってきて、期限の迫った仕事に十分な時間をかけて取り組めなかったりします。
こういう人はいつも窮地に追い込まれていて、細かなミスを繰り返しがち。周囲をハラハラさせてしまいます。また、やらなければいけない仕事の中で、ちょっとややこしいことは後回しにする癖のある人。これも仕事ができない人の典型例。
こういう人も、結局いつも期限ぎりぎりの対応になって周囲を困らせますし、取引先への対応も遅くなりがちで、つまらないクレームをよく発生させています。
そもそも、タスク漏れが頻発する人の多くは、実はタスクを忘れているのではなく、やらなければいけないことを後回しにしているだけのことが多いです。
後回しにしているうちに、取り返しがつかなくなり、結局タスク漏れと同じ扱いになってしまう。
仕事ができない人にはこういう人が多いです。
言われるまでやらない人
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「ぎりぎりになるまでやらない人」と似ていますが、これも仕事ができない人の典型的な特徴の一つ。
いついつまでに報告、提出というものに対し、誰かが指摘してくれないと出てこない人。
誰かに自分の仕事の進捗状況を確認してもらわないと、なかなか仕事が進まない人。
このような人には、想像するに「誰かが言ってくれるから大丈夫」や「まだいわれていないからやらなくても大丈夫」という気持ちがあるのかもしれません。
提出期限に遅れる人はいつも決まった人、というのはどこの職場にもある話です。
「このくらいでいいや」という体質
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これもまた仕事ができない人に共通する特徴。
「とりあえずこのくらいで」、「とりあえずいったん提出しておけば」、「とりあえずこのくらいの対応しておけば」のように、「このくらいでいいや」発想で仕事をしている人。
こういう人の仕事は一つ一つのクオリティが低く、ミスが多くありがち。また、周囲や仕事相手に「いい加減な人」という印象を与えています。
想像するに、物事を進める前提として、「自分の仕事が雑でも、誰かが後で直してくれる」、「相手に指摘されたり、注文されたりしたら対応すればいい」という考えがあるように思います。
もちろん、全ての仕事を100%のクオリティで実現する必要はありませんが、それでも仕事の「いい加減さ」は相手に伝わるものです。
また、「間違いを直す、指摘する相手」は必ずいるわけで、そういう相手に迷惑をかけてしまい、「この人はツメが甘い」という印象を与えてしまいます。しっかりと確認してから資料などを提出すること、準備を念入りにして営業やMTGに望むことなどは当たり前のことですが、仕事ができない人にはこれができていない人が多いです。
コソコソ主義
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続いても仕事ができない人の典型的な特徴。「コソコソ主義」。
仕事ができない人に限って、上司や周囲に対してコソコソと物事を進めようとする傾向があり、
- 忙しそうにしてるけど、何やってるか全然見えない
- 取引先とどんな交渉をしているのか全く不明
- 何のために外出しているのかよくわからない
上記のように、周囲に「何をやっているかわからない」という印象を持たれがちです。
傾向として、上司に対する「報連相」もほとんどなし。仕事の進捗報告なども相手から聞かれなければ報告せず、「できれば上司とは絡みたくない」というスタンス。
こういう人は何か問題が起きても自分でこっそり解決しようとする傾向が強く、露見した時には大きなトラブルが起きていることが多いです。
なぜか社内を軽視
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「社内は悪。僕は取引先の方を向いて仕事をしている」と自負している人。
これは若い営業マンなどで何かと勘違いしている人に多い傾向。
お客様指向で仕事をするのは悪いことではないですが、このような人は社内で衝突して周囲を困らせがちです。
例えば、社内のコミュニケーションや業務手順を軽視して突き進む営業マン。営業先で風呂敷を広げ、社内に持ち帰って衝突。結局、余計な時間がかかったり、当初の提案が実現できず、取引先を怒らせるパターン。
社内をうまく回すことも大事な仕事なのですが、そういうことを軽視している人は、特に営業担当に多いように思います。
社内調整がうまくできない人はなかなか仕事がうまくいかないものです。
おわりに
仕事は組織の中で行うチームプレイですから、しっかりと周りの人に配慮できる人が「仕事ができる人」なのでしょう。
しっかり優先順位をつけて、ややこしいことも後回しにしない仕事術も重要です。
今回挙げた「仕事ができない人の特徴・共通点」が、今後の仕事を進める上でのよい心がけになれば幸いです。